2012年5月30日水曜日

活動が本格化する小さな生き物たち

ミヤマカワトンボ♂(加賀田川)
 五月晴れに恵まれて訪れた河内長野市岩湧山麓では、すでに紹介済みのアサヒナカワトンボが多数生息していましたが、やや下流の川幅がやや広く日射が十分な流れの中では、ミヤマカワトンボ♂が一頭まるで日光浴をするような姿で翅を休めていました。
 場所は変わって地元富田林市では、ウオーキングの途上にショウジョウトンボ♂、ハラビロトンボ♂の他、産卵に余念のないクロイトトンボを見つけることができました。
ショウジョウトンボ♂(奥ノ谷)
















ハラビロトンボ♂(奥ノ谷)











クロイトトンボ産卵(蓮池)











クロイトトンボ産卵(明治池)

2012年5月27日日曜日

金剛山にて、行く春を惜しみつつ

    
ヤエザクラ    
夏日の予報が出ていましたが、あまりの好天に気をよくして家内と金剛山へ、予報通りの暑さではありましたが、風と低い湿度の関係で歩行中に発生する汗も流れるまもなく乾くような状態で、往復とのフェイスタオルのみで済んだことが何よりでした。
 山頂の転法輪寺境内では、盛りを過ぎたとは云え薄いピンク色のヤエザクラ、濃いピンク色のクリンソウと近くのヤマツツジにはオナガアゲハが吸蜜を、登山道の杉林では、ユキザサが樹冠から漏れる日光を浴びて白く輝いてるようでした。
 下山中には、一週間前に訪れた大和葛城山山頂の残紅を放つヤマツツジを遠く鑑賞できたことも幸いでした。
            
クリンソウ       











オナガアゲハ











ユキザサ











大和葛城山

2012年5月24日木曜日

いよいよ春の花々も終わりを迎えてようです。

ピエール・ド・ロンサール


我が家の春を華やかに演出してくれました花々もバラの数株、満開のシャクナゲ、ジャーマンアイリスとその他僅かな花を残すのみとなってきました。かわって、まもなく雨季を演出する準備でしょうかあじさいが小さな花をつけています。一方、種まきからポットへ移した苗も順調に成長しているようで、あじさいが終わる頃から秋にかけての楽しみが加わって来ました。
バラ   

















バラ(コーヒーオーベーション)

















ニオイバンマツリ 
ガーベラ

2012年5月22日火曜日

新緑から深緑への錦織公園では

 
ハス
 昨日の天体ショウもやや危ぶまれたものの無事実体験ができたのが何よりで、1日違っておればと考えると感無量です。
 さて、今日も午前中から上空を見ながらの公園ウオーキングへ、ほんの僅かのお湿りらしきものはありましたが、続くこともなく帰宅できました。公園では、木々の緑もどんどん深みをますとともに、春の花が姿を消しつつあるなかで、蓮池ではピンクのスイレンと岸辺では黄色いカキツバタが池面を彩っていました。また、変わったところでは、からたちの生垣にチョウの幼虫に混じって蜘蛛の脱皮をじっくりと観察できました。

カキツバタ















蜘蛛の脱皮

2012年5月20日日曜日

初夏を迎えた我が家では

                                                                     
シャクヤク  
今日は、昨日までとうってかわって朝から日差しも弱いせいか、暑さを感ずることもなく快適な一日になりそうです。
 つい先日まで、淡いピンク色で控えめではあるがゴージャスなムードを醸し出していたシャクヤクから、やや濃い目のピンク色をまとったシャクヤクに変わっています。
 近くでは、鑑賞のための花ではありませんが、ジャガイモの開花がすすみ1か月後には新じゃがとして食卓にのぼるのではないかと期待をふくらませてくれています。
 その他では、終末期を迎えたパンジー、ビオラの後継として種まきから育てているペチュニアの成長が遅れ気味で、やむをえずポット苗で購入したものが先行して咲き始め、以前から育てている白く清楚なカンパニュラ、矮性で倒れにくいと期待してタネから育てたゴデチャが咲き始めました。

ジャガイモ 











パンジー











ゴデチャ(ライラックブロッサム) 











カンパニュラ(アルペンホワイト)



朱色に染まる恒例の大和葛城山へ



山頂から斜面を下るように俯瞰
 
斜面下から山頂を俯瞰   
  昨日(5月19日)、家内と毎年恒例となっている大和葛城山のヤマツツジを求めて出かけてきました。ちょうど、前日の朝のTV番組で放映されおりその臨場感を体験する機会でもありました。
 気象条件は、日差しはあるものの乾いた風が気持ちよく、まさに山歩きには最高の条件で、注目のヤマツツジは一部開花が進んでいるものもありますが、まさに朱色に染まる斜面を新緑が取り囲み素晴らしい世界を演出していました。なかでも、朱色の中にあってごくわずかに交じるピンク色のヤマツツジが 絶妙のアクセントを醸しだしています。また、対面する金剛山の新緑を背景にする姿も一幅の絵画のようでした。

金剛山を背景に











斜面下遊歩道から上空ジェット雲  











登山中に見かけたチゴユリ

ムカシトンボを訪ねて

アサヒナカワトンボ♂
先週金曜日(5月18日)、トンボの研究をライフワークに80才を超える年齢にもかかわらず著作、論文、国際会議の出席は勿論フィールドワークまで現役で幅広く活躍されておられ、私の長年にわたって公私共にお世話になっている方から、「生きた化石」と称されるムカシトンボのフィールード調査のお誘いを受けて出かけました。
 調査地点は、大阪府河内長野市の滝畑キャンプ場の石川源流域で、当日は調査には絶好の気象条件で大いに期待されたのですが、あいにく対象となるムカシトンボは現れず、かわりに無数のアサヒナカワトンボが舞っておりなかでも生息域としては珍しいと思われるものが見られたことは望外の幸せでした。帰路、私の案内で富田林市彼方のビオトープに立ち寄ったところ、シオヤトンボと偶然ビオトープの管理されている方とお会いする機会が持てたことも幸いでした。

アサヒナカワトンボ♀   











アサヒナカワトンボ♂(調査中)











シオヤトンボ♂











シオヤトンボ♀






























2012年5月14日月曜日

コースを変えてあたらしい出会いが

ケリ
 TVでは、下り坂が報じられて気温の上昇を予測されておりましたが、上空は文句なしの五月晴れ、22日の比良横断のトレーニングを兼ねて久しぶりに長距離ウオーキングに挑戦することにしました。
 自宅を出発後しばらく下り坂が続く道で、畑でけたたましく鳴くケリを観察した後、しばらくして一級河川をわたって上り坂。登り切ったところでハイキングコースの標識を確認(ここまでおよそ4Km)。
 谷あいをしばらく進むと、巣穴でじっと餌を待つフクロウの雛、シオカラトンボ、ニホンカワトンボの♂ が数多く飛翔しているのをじっくりと観察した後帰路に、しばらく山道のアップダウンをこなして最後はお決まりの公園ウオーキングを取り込んでおよそ14Km。帰り着いてみれば、上空には雲がかかって薄日がさすような状況でした。
フクロウの雛


















ニホンカワトンボ♂










ニホンカワトンボ♂











アオスジアゲハ

2012年5月13日日曜日

母の日に届いたバラと育てた花々

 朝から、家内が我が家で咲き始めた真紅とアプリコット色のつるバラをシンプルに活けたところへ、母の日とかで娘からカラフルなバラの花束が届き、追加で花瓶に活けたところです。
 日本古来の風習ではなくとも、娘が母を思うことは素晴らしいことではないでしょうか?あわせて、本日現在我が家を彩っている花々は、バラに負けないくらいゴージャスな芍薬、大きな花弁が特徴的なジャーマンアイリスが咲き始めています。
つるバラ






















シャクヤク












ジャーマンアイリス












ジャーマンアイリス












ジャーマンアイリス

2012年5月11日金曜日

我が家の主役脇役取り揃え

クレアルネッサンス
 今日は、時折指す弱い日差しと北風のせいか、昨日以上に肌寒く感じる1日になりそうです。そんな中、とりあえず出かけた公園ウオーキングでしたが、案の定期待したクロスジギンヤンマは見当たらず早々と引き上げてきました。
 終盤を迎えたパンジー、ビオラにかわって新しい花々が登場している中で、親株が退場を余儀なくされる時に、家内が花瓶に活けたクレアルネッサンスが文字通り挿し木で復活。たった1輪ですが開花して素敵な香りを放っています。
 また、バラに比べて華やかさには欠けるもののミニバラ、セージ、ハゴロモジャスミンと長い間花芽をつけることのなかったナツロウバイが咲き始めています。
ミニバラ   












セージ












ハゴロモジャスミン












ナツロウバイ

2012年5月10日木曜日

初夏の金剛山を満喫

シャクナゲ 
今朝は、数日来の気候がガラッと変わり初夏を満喫できるようなBest Conditionの予感があり、スーパーの開店を待ちかねて弁当持参で金剛山へ。
 コースは久しぶりで河南町青崩から山頂往復を取りました。途中間伐を利用した登山道の整備が進んでいるのに驚きながら山頂広場へ、そこからロープウエイ山頂駅。シャクナゲの道に入ってちはや園地広場で新緑とヤマツツジ囲まれて昼食、折り返し到着地点の山頂広場へ向かいながらいつもの餌場で鳥さんの観察を試みましたが断念して一路下山することになりました。
 今回は、鳥さんとの出会いはないものの、シャクナゲ、シラネアオイ、シロバナエンレイソウ、ミヤマハコベ、ミヤマケマン、ヤマブキソウ、ヤマシャクヤク、ニリンソウ、チゴユリなど多くの花々との出会いが望外の喜びでした。
ヤマシャクヤク


 










ミヤマケマン












ミヤマハコベ    












ヤマブキソウ












シラネアオイ












シロバナエンレイソウ












ニリンソウ












チゴユリ