里山公園の楽しみ

台風27号が報じられる昨日、

嵐の前の静けさか、雲間から時折陽射しもあり、

天候が大きく崩れる心配がなさそうなこともあって、

いつも訪れている里山公園のウオーキングへ。

ようやくところどころの木々が色づき始め、

秋の深まりを予感させるような状況でした。

やがてやってくるだろう冬鳥たちの姿は見えないものの、

年間を通して住み着いた小鳥達をはじめ、

やがて姿を見えなくなる小さな生き物も、

元気な姿を見せてくれていました。

公園のスター選手カワセミ君が、小さな池の水面をエサを求めて注視

常に群れで移動を続けるエナガが木立に隠れるよう

色づき始めた木の葉を背景にしたエナガ

エナガの群れに混じって移動するコゲラがくぼみの虫を

カワセミ君の池で水際を散歩するセグロセキレイ

まもなく姿が見えなくなるリスアカネ♂が、水面上でホバリング

散歩道の階段の上では、踏まれることを物ともせずのカタツムリ

朽木の山で高島トレイルを

台風26号が去り秋の気配が感じられる昨日、

滋賀県と福井県にまたがる分水嶺の高島トレイルへ。

早朝6時に出発したわれわれ夫婦が、

京都市内で2台の車に分乗して総勢9名が鯖街道を北進、

高島市朽木の池原山登山口で下車、

1台を下山口へ回送したメンバーを待って登高を開始。

いきなりの直登で度肝を抜かれるも、

池原山を経て高島トレイルへ合流してコース最高点駒ケ岳へ、

途中、窪地にできた静かな佇まいの駒ヶ池で昼食休憩、

昼食後、高島トレイルからの琵琶湖の展望と、

ブナ、ミズナラの自然林の中の芦生杉を楽しみつつ駒ケ岳山頂到着。

しばらくの間、山頂からの琵琶湖のパノラマから、

目を転じてに日本海の小浜市方面の展望。

目的達成を確認して、木地山BSへ向かって下山。

あいにくの曇り空のもとで、

秋のくっきりとした展望は叶いませんでしたが、

総勢9名事故もなく一日を楽しむことができました。

最高点駒ケ岳（標高780.1ｍ）から琵琶湖パノラマ

池原山登山口の標識、ここから急斜面の直登

池原山から駒ケ岳案内標識

高島トレイルの窪地にできた駒ヶ池の静かな佇まい

高島トレイル標識周囲はミズナラとブナの自然林

高島トレイルコース上に繁茂する自然林

同上

ブナの枯れ木に自生するムキタケ？

最高点駒ケ岳の標識

最高点からの小浜湾展望

神無月を迎えた里山公園にも秋の気配が

台風18号のあとしばらく夏日がつづきましたが、

今日の午前中思いもかけぬ驟雨が去って、

気候が一気に変わった感じを受けたのを機会に、

しばらく足が遠のいていた里山公園ウオーキングに出かけてきました、

気温が少し下がったとは言えまだまだ夏の余韻が残ってはいますが、

それでも、色づき始めた落葉樹の木の葉を始めとして、

園内のそこかしこの花々に秋の景色を感じることができました。

いつもは、バードウオッチャーが待ち構えている小さな池には人影もなく、今年生まれのカワセミ君が、水位が下がったのを物ともせずエサ取り虫

水位が下がり汚れが目立つ水面を背景に、さらに赤みがましたリスアカネ♂

別の池では、水面に姿を移す赤みが

遊歩道に沿って群生する薄紫色のシオン

鮮やかな斑点が特徴的な、ホトトギスソウ

何故か、斑点が見られないホトトギスソウがほんの僅か混じって

説地味そのもののオケラ

花壇のなかで、色鮮やかに存在感を示しているシコンノボタン

コスモスの吸蜜に訪れたツマグロヒョウモン♀

手の届かないところには、光を浴びてザクロ

My Field ススキ見物

朝から上空にやや多めの雲が広がっていた昨日、 

家内を伴って岩湧山へ出かけてきました。

雲が幸いしたのか、

直射日光の洗礼を浴びることもなく少なく、

快適な山歩きを経て山頂で昼食休憩、

休憩を終わる頃から上空の雲も切れ、

一気に秋の視界が開けて、

山頂に広がるススキ原を堪能出来ました。

山頂直前のススキ原、上空には白い雲が拡がって時々陽射しを遮って

食事が終わって、ススキ原の向こう北東方向に金剛山

山頂西側、滝畑登山口に通じる登山道から上空の秋雲

ススキ原に自生するヨシノアザミを吸蜜中のキアゲハ

アカタテハ蝶

ツルニンジン

登山口の岩湧の森では、シーズン真っ盛りのシュウカイドウの向こうに、岩湧寺の多宝塔

岩湧の森登山道脇で咲く、ヤマジノホトトギス

岩湧の森遊歩道の頭上では、駆除の終わったスズメバチの巣