梅雨とは思えない素晴らしい天候を利用して狭山池ウオーキングに出かけてきました。狭山池は遠く日本書紀、古事記に記載された日本最古のダム式ため池で、近世においては河内一円の灌漑に大いに利用されてきました。
その後、平成14年に大改修が行われ現在の姿になったものです。
ちなみに、
総面積 36ヘクタール 貯水量 280万立方メートル
周遊路 2.85Km となっています。
周遊路は、ツール・ド・大阪 おおさかさやま ウォーキングコースに設定され多くに方々に親しまれています。とくに、周遊路から時計回りに金剛・生駒国定公園から紀泉高原の山並みまですべての展望が可能です。
また、池の東側の旧狭山池遊園跡地を整備されて完成した住宅地に隣接するマンションが格好の借景となっています。
一方、周遊路北側には狭山池博物館(設計 安藤 忠雄)が開設されており、改修に伴って出現した遺物、遺構が展示されています。なかでも、堤防の断面をブロックにして切り出したのち、新たに積み上げられた展示物は日本の過去の土木技術素晴らしさを教えてくれます。
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