夏日の金剛山へ

ササユリ

今朝は、まるで梅雨明けを彷彿させるような夏日の到来、今年前半の山行締めくくりとして馴染み深い金剛山へ出かけてきました。
　さすがに夏日を迎えての山歩きは、滴り落ちる汗を拭きながらあえぐように歩を進める苦行のような有様です。それでも、時折見かける花々には心癒されるのが何よりです。
　なかでも、火曜日に岩湧山で心ゆくまで鑑賞させてくれたササユリを、金剛山でも1株林間の下草のなかで初めて見かけたことを手始めに、イナモリソウの小さな花弁を杉の林床、下山途中の沢近くで黄色のサワギク、下山間近で白いホタルブクロと花の金剛山を満喫できました。

イナモリソウ

サワギク

ホタルブクロ

 

岩湧山で自然を謳歌

薄暗い林間で存在感を発揮するササユリ

まさしく梅雨の中休み、朝から素晴らしい好天に恵まれましたので、この時期最も楽しみにしていました岩湧山のササユリウオッチングに出かけてきました。
　出発時点の我が家では上空に青空が広がり幸先の良さを実感していましたが、山に入る頃には雲も広がってやや不安な気持ちにはさせてくれましたが、かえって気温の上昇が抑えられ、適度の風もあったせいか、歩くことと写真の撮影にはむしろ好都合でした。
　期待したササユリは、登りの日差しが遮られた林間ではかえってその存在感が際立っていた事は勿論、山頂部では蕾から半蕾、開花が草むらに埋没したような状態、草むらから大きく上空に向かっているものまで多くのものが存分に鑑賞できました。あわせて、キアゲハの飛翔という余得も味わうこと、下山途中でのヤマアジサイの群落、下山後に立ち寄った四季彩館でテリトリーを主張するウグイスの姿まで鑑賞できたことで充実した一日を過ごすことができました。

草むらのササユリ

開花を待つササユリ

 

登山道のキアゲハ

ヤマアジサイ

 

 

 

 

四季彩館のウグイス

ウオーキングであたらしい出会いが

チョウトンボ（明治池）

 

　立て続きに襲来した梅雨台風も特に被害もなく過ぎ去り、本日午後から天候も回復し上空には青空が広がって来たのを確認して、池のある公園から自然公園へかけてウオーキングコースに挑戦してきました。
　最初に訪れた明治池公園では、今年はじめての出会であるチョウトンボが太陽を浴びて輝く翅を間近に見ることができ、さらには池面で縄張りを巡ってバトルを繰り返すコシアキトンボ、吸水に余念のないアオスジアゲハをじっくりと鑑賞して引き続き錦織公園へ移動、小さな池の周囲に配された石の上には、緋色が目にも鮮やかなショウジョウトンボ、池面ではコシアキトンボの産卵する様子がタイミングよく観察できました。

コシアキトンボ

アオスジアゲハ

ショウジョウトンボ

コシアキトンボ

 

世界遺産の膝下で想い出に浸る

世界遺産平等院鳳凰堂

6月の半ばも過ぎてようやく梅雨の気配が感じられるようになってきた昨日、時間を追って天候の回復が顕著にはなりましたが、暑さと湿り気に季節を感じながらの同窓会でした。
　折角の機会でもあり久しぶりに訪れるふるさとを少しでも感じておきたいものと、京阪宇治駅に降り立つと宇治川右岸で最初に目に付く、吉川英治原作「宮本武蔵」所縁の通園茶屋を右手に上流方向へ、ほんの僅かの距離にある宇治橋の守り仏を祀る橋寺放生院の石段、さらに前方分かれ道を左手に進むと我が国最古の神社建築を誇る世界遺産宇治上神社を参拝。ここから川岸へ向かって宇治神社の石段を下ったところに、遠州七窯に数えられる「朝日焼窯元」、そのまま朱塗りの橋を渡ると行く手に藤原頼通が仏寺として改めた世界遺産平等院鳳凰堂を木の葉越しに眺めて再び宇治川左岸。堤防を隔てて鳳凰堂に対面するように立てられている市営茶室「対鳳庵」、その昔今はなき師匠のもとで、観光に訪れる方に茶の湯の接待を偲びながら会場へ到着。
　鬼籍に赴いた先生を始め同級生への冥福を祈って合掌と、それぞれ出席者の無事を祝って歓談を続けてきました。

世界遺産宇治上神社

橋寺放生院

通園茶屋

朝日焼窯元

市営茶室「対鳳庵」

錦織公園で珍しい出逢いが

サラサヤンマ♂

昨日、6月に入って初めての錦織公園へ出かけたところ珍しいトンボに出逢い、同定を専門家に依頼したところ、「スゴイもの」が写せましたね!サラサヤンマは環境省の絶滅危惧種には入っていませんが、産地は極めて限定され、例えば「どこへ行けば確実に見られるか?」と聴かれても、私には答えられない種です。出現期間が早く短く、だいたい5月末から6月末までぐらいしか見られない晩春・初夏型の「小型の」ヤンマです。

　たぶん地上１ｍぐらいの高さを往復飛び続けていたと思います。これも錦織公園ですか？　幼虫は林の中のじめじめした草地の泥の中で育ち、池や川を探しても見つかりません。日本のヤンマ科の中では最も原始的な種だと考えられています。というありがたいコメントを頂いた次第です。

　その他、オオシオカラトンボ♂、コシアキトンボ♂、飛翔中のギンヤンマ♂、吸水中のアオスジアゲハ♂達との出逢いを満喫できました。 

オオシオカラトンボ♂

 

　

コシアキトンボ♂

ギンヤンマ♂

アオスジアゲハ♂

梅雨入り間近の近郊巡り

アサヒナカワトンボ♂（河内長野市・流谷）

 

最高気温が真夏日直前にもかかわらず、湿度が25％と低くて梅雨入間近とはおもえない気象条件の今日、修理中であった車も部品交換のお陰で走行ができるようになったのを確認がてら、ドライブと自然観察に出かけて来ました。
　第1目標の河内長野市加賀田川周辺では見るべきものもなく、細い山道の峠を超えて天見流谷地区の開けた細い川では、アサヒナカワトンボ♂が数は多くはありませんが見られました。そのまま天見川まで、ニホンカワトンボを期待してしばらく探してみるも空振り。
　一旦国道まで、わずかに下って南河内グリーンロードへ、そのままR310に合流した後峠越えを経て奈良県五條市、R24号線をそのまま御所方面へ、R309の標識を確認した後富田林方面に左折。
　途中から祈りの滝方向へ向かって旧道に方向を変えた後、滝近くでクロアゲハとの出会。最後は旧道の峠を越えた地点で、水越川河原で乱舞するチョウの群れに混じってカラスアゲハが2羽時折翅を休める姿を見てフィニッシュ。

クロアゲハ♂（御所市・祈りの滝）

 

 

 

 

カラスアゲハ♂（河南町・水越川）

 

無事に巣立ったようです。

5月14日

 

 

 

 

新しいウオーキングコースを求めて自宅を出発したのが5月14日でした。一般道を歩くことおよそ40分で、案内標識に従いコースに入ったところいきなり分岐、ちょうど居合わせた地元の方に確認して歩くこと数分たったころ、コースの確認でお世話になった方に追いつかれて近くに営巣中のフクロウを偶然教えていただくことになりました。　幸い親鳥の気配もないようなので、巣の中を見渡したところ産毛に覆われた雛が1羽じっとしていました。
　その後、5月23日に成長の様子を確認したところ、ぱっちりとした目が事故もなく成長を続けている様子を見て取ることができました。
　5月29日、目の手術を控えていることと、巣立ちの様子も気になって出かけました。前回に比べさらに成長が顕著で、巣立ちが近い様子でした。
　月が変わり無事退院もできたこともあって、翌週早々と出かけましたがすでにひな鳥はなく、地元の方の話では土曜または日曜日に無事巣立ったことをお聞きしてひと安心しました。

5月23日

5月29日