恒例のササユリ鑑賞へ

　梅雨の中休みに表現がピッタリ！真っ青な空で開けた昨日、来週に予定していました岩湧山のササユリを求めて家内と出かけてきました。

駐車場の確保を心配していましたが、登山道へのアプローチに最も近い場所に止めることがかなって幸先の良いスタートとなりました。
　足慣らしのアプローチを過ぎて登山道「急坂の道」へ、天候は申し分はないものの気温の上昇と湿度の高さに汗塗れになりながら、頂上直前の階段道の両側の茅原からササユリの優美な姿を見ながら頂上へ到着。
　茅原の一部が露出した山頂では時折日は陰りますが、吹き上げる涼しい風に見を任せて食事と暫しの休息をとることができました。
下山は、山頂下の道を大きく回りこむように自生するヤマアジサイを見ながら、「いわわきの道」から出発点の駐車場へと戻りました。

主役のササユリが、青空を背景にして

ピンク系統が圧倒する中で、やや清楚なものも

開花直前のものも

薄い飛行機雲を背景にして、開花を次週に持ち越したもの

ところどころで顔を覗かせる、オカトラノオ

茅原の上空を舞う、キアゲハ

ウラギンヒョウモン

ツマグロヒョウモン　♂

ササユリを見るように高い木のてっぺんで囀る、ホオジロ

急坂の道の足元で、ホタルブクロ

下山中林床のそこかしこ見かける、ヤマアジサイ

同上

同上

駐車場近くの谷川の斜面で咲く、ユキノシタ

谷側に沿って続くアプローチで見かけた、アサヒナカワトンボ　♀

猛暑に弄ばれてきました。

　真っ青な空がひろがった昨日。家内のリクエストで、最近TV放映された木津川市にあるNPO法人「加茂女」が提供するタケノコ料理を賞味したくて自宅を車で出発しました。
　折角の機会ということで、途中「在原業平」所縁の「不退寺」でカワセミを鑑賞するべく立ち寄りましたがあいにく現れず、住職の解説による仏像の鑑賞と境内でトンボを鑑賞したあと、昼食に目当ての「かもめの台所」へ。
　下調べが不十分でタケノコ料理は賞味できず、代わりに「おやき」を食べることになりました。
　食後、時間も十分余っていた事もあってそのまま三上山の中腹に建立された「海住山寺」へ。
終日晴れ上がったこともあって、今シーズン初めての真夏日の上に湿度が高くて、戸外での活動は手控えながら帰宅しました。

仏像が安置された不退寺本堂

本堂前の花菖蒲、住職の説明によると大変手間がかかるそうです。

特段珍しいものではありませんが、オオシオカラトンボ　♂

スイレンの蜂に産卵を行う、キイトトンボ　♂

キイトトンボ　♀

名前にはヤンマガ入っていますがサナエトンボ科のコオニヤンマ　♂

海住山寺駐車場から境内へ

山号（補陀落山）を示す石塔

国宝の五重の塔

展望箇所から遠くに木津川

初夏の錦織公園をウオーキング＆ウオッチング

　我が国の古来の暦の皐月から、多雨の季節にもかかわらず何故か水無月を迎えました。今年の春は気温が高くて、場所によっては夏日も記録していましたがいよいよ初夏を迎えることになりました。

　そんな中、我がフィールドも少しづつではありますが、夏の気配を実感させてくれています。

夏の生き物のサラサヤンマ、ヤンマ科の中で最も小さな個体です。

羽化後？に行きあわせたことが幸いして、滅多に見られない静止状態を見ることができました。

ギンヤンマに似てはいますが、クロスジギンヤンマ　♂

シオカラトンボより幾分小さめですが、名前はオオシオカラトンボ　♂

タテハチョウの仲間の、ヒオドシチョウ

小さなシジミチョウの仲間のベニシジミ

これもシジミチョウの仲間の、アカシジミ

公園には数少ないササユリ、まもなく開花です。

外国では多産の象徴、朱色が際立つザクロ

背景の薄暗い木立から白さが際立つ、ヤマボウシ

足元で木漏れ日を浴びる、シモツケソウ