2011年6月10日金曜日

芦生杉の巨木を求めてフカンド山から小野村割岳へ

 昨日(6月9日)、総勢10名が2台の車に分乗して京都北山へ出かけました。自宅を午前6時前に出たのですが、思わぬアクシデント(電車の停電)に見舞われメンバーとの合流が40分遅れましたが、無事登山地点の久多峠に到着。
 歩行開始時点での天候はどんよりとした空模様で、先行き心配しましたが、時間を追って回復すると同時に、山の尾根を吹き渡る風が梅雨とはおもえない爽やかなもので快適な歩行となりました。
 目当ての芦生杉の巨杉は、山頂部に数多く散在しその存在感は他を圧倒しています。ただ、非常に残念なことはその意図を推し量ることはできませんが、根元近くの肌が無残にもチェンソーと思われる機械で切り取られているのを見ると非常に残念な気持ちを感じざるを得ませんでした。
 反面、コース中には多くの花々が自然の状態で咲き競い、栽培物ではない味わえない姿で見られることは感動ものです。なかでも、渓流のそばで一輪だけ咲いていましたクリンソウの色目は素晴らしいものでした。
 また、このコースでは「黄エビネ」と思われる野生種のランを見ることができました。

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