2011年9月30日金曜日

初秋の三国岳へ

 9月も残すところあと1日となった昨日、総勢9名が京都市、滋賀県高島市、京都府南丹市の境に接するところから命名されたと言われる三国岳山行に出かけてきました。
 このコースはバス便では、非常に難しいところから自家用車への分乗となり、登山口である桑原橋で下車、駐車位置を確保した後アキアカネの舞う早秋の道をスタート。
 下壺登山口から一気に三国岳山頂へ向かって登り始め、途中クリの実を拾いながら休憩を挟んで標高959.6mの山頂へ。
 山頂で、比良山系の内武奈ヶ岳から北の方向の眺望を楽しみながらおよそ1時間の昼食。
 その後、尾根道を岩谷峠(780m)からアップダウンを繰り返しながら地蔵峠(680m)を経て生杉休憩所まで下山、途中望外なことに終盤を迎えた頃とおもわれるエビネランを鑑賞できました。
 まだまだ本格的な秋の風情を満喫することはできませんでしたが、天候は晴れ間が広がっており、真夏の暑さは遠のいたせいか登高条件としてはほぼ満足出来るものでした。
訂正:文中のエビネランを夏ラン
 

2011年9月27日火曜日

岩湧山のトンボhttp://www.blogger.com/img/blank.gifたち

 朝から秋晴れに恵まれましたので、木曜日に計画しています京・福・滋県境に位置する三国岳(959.6m)山行のトレーニングを兼ねて自宅から近くの岩湧山へと出かけました。
 登山口である岩脇寺周辺では、自生する秋海棠の群落がちょうど開花のピークを迎えピンクの花が一面を彩っていました。山頂までのコースにはテイショウソウの白い花が目に付く程度で、空の青さを除き特筆するものは見当たりませんでした。
 山頂部には、地元河内長野市の集落が管理するおよそ8Hrにおよぶ茅(ススキ)の絨毯が拡がり、吹き上げる心地よい風に穂が波打っていました。
 その中では、活動期を迎えたタイリクアカネ、アキアカネがそれぞれの縄張り内で翅を休めていました。

2011年9月24日土曜日

初めてのトケイソウ

 我が家では、今年はじめてトケイソウの栽培に挑戦したところです。
 春、サカタのタネから届いた株を植木鉢に移植。添付された栽培方法に従って、十分に日光を与えることを心がけ管理を続けました。
 夏場の高温にいささか心配をしましたが、8月28日に最初の一輪が開花した後、日を追って開花が進み本日(9月25日)の開花で、残すところあと一輪となりました。
 この花の開花は、午後に始まり時計が進むにつれ夜には終ってしまうという特異な現象があります。それだけに、開花時の天候に左右されるのが唯一残念ですが、チャンスに恵まれれば、つかの間の儚さを存分に味わうことができます。

2011年9月22日木曜日

台風一過の錦織公園では

 台風15号も、我が家には目立った被害を及ぼすことなく過ぎ去ってしまいました。
 天候は台風一過の秋晴れとは表現しにくいものの、回復の兆しは見えてきましたのでいつもの公園ウオーキングへと出かけました。
 園内もウイークディであることと、台風の後であることも重なってか訪れる人もほとんど見うけること静かな雰囲気を十分エンジョイできました。  


 今度の台風が夏から秋への橋渡しの先触れか、園内の植物も朱色の鮮やかな彼岸花、淡紫色のツルボウ、名前が色を表すノコンギクが河内の里を彩っていました。


2011年9月12日月曜日

錦織公園のトンボたち

 台風一過秋の気配が数日続きほっと一息ついたのもつかの間、再び残暑がぶり返したようですが、公園の生き物は少しづつ変化を遂げているようです。
 特に、けたたましく存在感をアピールしていましたアブラゼミ、クマゼミはすっかり姿を消し、変わってヒグラシが夏の終わりを告げているようです。
 いま公園内の草むらでは、上空にウスバキトンボが軽やかに群舞を繰り返し、散在する池の周りなどではオニヤンマの飛翔、赤色が鮮やかなリスアカネ、シオカラトンボによく似たオオシオカラトンボが見ることができます。

2011年9月8日木曜日

ウオーキングの途上で

 朝から好天に恵まれたの機会に狭山池ウオーキング、若干距離が延びる新しいコースに変更して出かけてきました。
 寄り道をした関係で、距離はおよそ10Km強といつもより多くなりましたが、条件も良かったせいか疲れを感じることもなく快適に歩行できました。
 真夏のような気温ではありませんが、さすがに日射はやはり強く感じます。一方、空気が乾燥していることもあって真夏のような不快な汗で悩まされることなく、その分心地良く歩くことができました。


 出発して自宅すぐ近く、灌漑池畔に植えられたサクラの枝でめったに止まることのないウスバキトンボが翅は休めている姿を目撃。
 本来なら、空き地や草地の上空で群れをなして軽やかに飛翔する姿を目撃することが多い個体ですが、それだけに珍しくしばらく観察することができました。
 また、コース中間の小さな川岸では、数匹のハグロトンボが木漏れ日をうけて優雅に舞っていました。

2011年9月7日水曜日

9月に入った錦織公園の虫たち

 大きな被害をもたらした台風を去って、爽やかな空気に一変しました。
 早速自然観察を兼ねていつもどおりのウオーキングです。天候の回復を待ちかねたようにおなじみのウオーカーをはじめバードウオッチャーも繰り出して賑わっています。
 そんな中、季節の移ろいを感じさせるようにクマゼミやアブラゼミの騒々しい鳴き声もすっかりなくなって、ヒグラシの登場へと変わっていました。


 いつも華麗の姿を見せてくれる鳥たちの池では、初めてハグロトンボが姿を見せてくれました。

2011年9月5日月曜日

9月を迎えた錦織公園では

 記録的な豪雨に伴う甚大な被害をもたらした台風12号がようやく通り過ぎ、天候も徐々に回復の兆しが見えたのを確認していつもの公園ウオーキングに出かけてきました。
 夏休みが終わったことと、やや不順な天候が災いしたのか、来園者も殆どと言って会うことがありませんでした。また、鳥友さん達は可愛いお友達との出会を求めて愛機持参で見えていましたが、期待を裏切っているようでした。

 そんな中、水辺の里北浦谷池の周りではタイワンウチワヤンマ、シオカラトンボ等の昆虫をはじめ、暗紅色のワレモコウが池面を背景に、薄紫の花をつけたツリガネニンジンが周囲の草むらに控えめに存在していました。