一昨日と思いますが、午後のTVで過去20年間で個体数が60%減少しいていることが報道されていました。その原因は、スズメの巣作りに欠かせない瓦屋根が姿を消したこと、餌となる穀類の供給源である田んぼが少なくなったことと農薬使用に伴う昆虫類が減ったこと、反対に天敵であるカラスが増えたことが挙げられていました。
ご存知のように、スズメは昔から「舌切雀」や「スズメの学校」や電線に仲良く行列する姿、夕暮れの街路樹で群れ騒ぐ姿、秋の刈り入れの終わった田んぼの風物詩等で我々日本人にとって非常に身近な存在であると言えます。また、鑑賞以外の目的では、京都人にとっては伏見稲荷神社参道に今でも欠かせないものとして知られる存在です。
このような現実を踏まえて出かけた今朝のウオーキングでは、寒さのせいもあったかしれませんが錦織公園の河内の里の園芸樹の中で寒さを避けるようにしている数羽を見かけたのみでした。
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