2016年4月26日火曜日

 黄砂の予報もあり山登りに若干の不安を感じてはいたものの、朝方の快晴を見て家内とかねて計画していた大和葛城山のカタクリ鑑賞に出かけてきました。
 出発は幾分遅くて午前10時に自宅を車で出発、10時30分すぎに登山口の河南町青崩(アオゲ)から天狗谷の谷側に沿って山頂までの往復コースに挑戦してきました。
 途中、休憩も加えて山頂部に午後1時頃到着、来月には山頂部を赤く染め上げるヤマツツジを想像しながら色づき始めた蕾の群落と金剛山の北東面、さらには上空を舞うパラグライダーを見ながら昼食を済ませました。
 登山開始の頃には上空の青空に陰りが生じていたものが、昼食が終わる頃には陽射しも少なくなり初めていました。
 黄砂のせいか遠くの景色に靄がかかってはいたものの、予定通りカタクリを中心に山頂部の花々をじっくりと鑑賞することができました。
昼食の場所から、黄砂で幾分霞んで見える金剛山の北東面
上空を舞うパラグライダー
群生するカタクリ

金剛山を背景にしたカタクリ
非常に珍しい白いカタクリ
真っ白ではなく、僅かに色を残すカタクリ
カタクリとの2ショットを期待したのですが、相手がミツバツツジとなったギフチョウ
まだまだ健在、ヤマザクラ
説明を追加
本来なら林床を埋め尽くすところですが、かろうじて残ったショウジョウバカマ
刈り取られたススキ原かな覗く、フデリンドウ
天狗谷で出会った、飛び立つ寸前のミソサザイ

2016年4月16日土曜日

欲張ってサクラと美術鑑賞を楽しんできました。

 朝から真っ青な空に恵まれたことを幸いに、家内には行き先を告げない「ミステリードライブ」と銘打って滋賀県甲賀郡方面へ出かけてきました。
 
 自宅を午前9時に出発、竹之内街道から高田バイパスを経由して桜井、天理東IC、伊賀から峠越えで甲賀市信楽の最終目的地「ミホ・ミュージアム」へ正午頃到着しました。
以前から、信楽高原鐵道の信楽駅で毎年開催される春の陶器市に出かけていた関係で、存在は知ってはいたのですが訪れるのは初めてでした。
 桃源郷をテーマに湖南アルプスの山中に作られた施設では、季節を迎えた枝垂れ桜が咲き誇ると同時に、「かざり 信仰と祭りにのエネルー」と銘打った春季特別展が催され内外の観光客が多数訪れていました。
美術館棟への入り口から、軽くカーブを描くアプローチの両側から枝垂れ桜
アプローチの両側から迫る枝垂れ桜
ところどころでヤブツバキと共演する枝垂れ桜
真っ青の上空にかかる半月と枝垂れ桜
枝垂れ桜のアプローチが行き着いた先のトンネルに反射する花の色
反射をもたらすトンネルの金属素材
美術館棟出口にかかるブリッジと電気自動車
ブリッジの先には美術館棟
ブリッジを支えるケーブルの先にも半月
トンネル出口とブリッジ
美術館棟北館の特別展入り口

2016年4月10日日曜日

スルッと関西3Days切符(三日目)で阪急沿線の花見を満喫

 昨日(4月9日9、神戸市東灘区に住む娘夫婦から携帯電話のシムフリー化に伴う設定変更と夜の食事会の招待を受けて家内と出かけてきました。
 終了後家内は娘と神戸市内へ買物、小生は折角の機会でもあり西宮市の夙川公園から芦屋市、神戸市の王子公園までサクラ見物へ。
 いずこも、満開は過ぎて落花の趣ではありましたが、やはり週末でもありグループから家族、友達ずれまで、多くの方が花見に訪れていました。(幸いなことに、大阪、京都と違って外国人をほとんど目にすることなく、かつつきもののゴミの心配もなく愉しむことができたのは何よりでした。)
阪急夙川駅上りホームから見える夙川舞姫、開花が淡紅色で始まり白色で終わるとう変わり咲きの珍しい品種です。
名前の由来は平成17年の公募によるものです。
夙川舞姫、裏側から見れば色変わりが顕著です・
夙川舞姫、アップにしたところです。
落花もありますがまだまだ残っていました。
香櫨園口近く
両岸を結ぶ飛び石から上流方向
殆どがソメイヨシノの中で、淡い緑色の鬱金桜が混じっており隣接する住宅のオーナーからビールの接待を受けました。
鬱金桜
芦屋川駅から六甲山方面
下流方向
王子公園の青谷川、落花が多く散歩の方が見える程度
王子動物園、さすがに多くの来場者を集めていました。
場内から周辺はソメイヨシノ一色、見応えは十分



2016年4月8日金曜日

スルッと関西3Dayキップでサクラ三昧

 4月5日午前8時過ぎに自宅を出発、南海電車金剛駅から大阪地下鉄さらには京阪電鉄に乗り継いで八幡市駅到着。木津川に架かる御幸橋をわたって背割堤へ
 御幸橋から下流およそ1.4Kmにおよぶ樹齢40年と言われるソメイヨシノのトンネルと木津川河川敷から、じっくりと散策することができました。(入場料は不要)
御幸橋入り口から下流に向かって1.4Km、遠くに霞むソメイヨシノの並木
背割堤の両側からのしかかるようなソメイヨシノ
下流折り返し点のソメイヨシノ
先端近くの下流河川敷からみたソメイヨシノ
堤の上を歩く幼児のグープ
老若男女から外国人まで入り乱れる背割堤を後の、木津川の対岸に位置する岩清水天満宮へ移動。
ケーブル終点の展望台から対岸の背割堤
新たに国宝にしてされた岩清水天満宮の楼門
境内のあちらこちらを埋めるソメイヨシノ
展望台で吸蜜中のメジロ
再び、京阪電車で祇園四条駅から阪急に乗り継いで嵐山駅到着。外国人を主体にした観光客に揉まれながら嵯峨野の竹林の先大河内山荘へ。
 外国人と団体客がほとんど入らない静かな佇まいの借景公園を、ゆっくりと回遊することができましたが、トイレの管理と入場料(1000円)に含まれる抹茶接待の作法に、いささかの疑問を呈する結果になってしまいました。
 それでも、秋にはぜひ訪れて見たいものです。
回遊のスタートとなる中門
ソメイヨシノの先に京の市街地、さらに向こうに比叡山系を取り込んだ展望豊かな庭園
一方、市街地とは逆方向には嵐山の山並み
保津峡(右)と対岸の大悲閣(左)そして緑の木々と山桜
見終わって午後3時、日没までは時間もあることと、午前中の車中で知り合った方の推奨もあり京福電鉄嵐山駅から京都地下鉄を降り着いて北大路駅到着。
 鴨川左岸の北山橋から北大路橋にかけて植えられた枝垂れ桜並木、名づけて「半井の道」を往復して京都府植物園へ入場して日没からのライトアップを楽しみThe End。
 心ゆくまで古都の花見を満喫して帰宅しました。
半井の道(入場料不要)の北大路入り口、終端北山橋からはソメイヨシノ
半井の道の植物園側
北山橋から上流のソメイヨシノ並木
日没近く植物園のソメイヨシノ
群青色の空とライトアップを浴びるソメイヨシノ
ライトアップで三色揃い踏み