2012年10月26日金曜日

ススキの大和葛城山へ

本日も絶好の山行日和、一昨日の岩湧山に引き続きススキを求めて奈良県境の大和葛城山へ一人歩きと洒落こんできました。
 気温、湿度、風の全てにおいて気象条件がベスト、麓から山頂まで持参した飲み物には目もくれず一気の登り切ることができました。
 山頂には自力で登った方からロープウェイを利用された方まで、ウイークデーにもかかわらずの人出があり、それぞれススキをはじめピークを迎えたリンドウの鑑賞を楽しんでおられました。
山頂のススキ越しに見た金剛山の北斜面が色づいて見えます。
偶然頭上をジェット機が東から西方向に飛び去って行きました。
山頂のススキを前面に耳成山(左)と畝傍山を望めます。
下草が刈り込まれた地際からリンドウが、上空の青空とのマッチングが素敵です。
ササハラのリンドウを前面に金剛山を
ササハラに埋もれるようにリンドウが
季節の終盤を迎えわずかに残っているワレモコウです。
登山道際では唯一ヨシノアザミが彩りを添えています。
麓の稲刈りが終わった田んぼの防護策の上に止まるアキアカネ、ぼちぼちシーズンは終わりそうですが元気の飛んでいます。

 

2012年10月24日水曜日

すすきの岩湧山へ

昨日の前線通過に伴う台風まがいの雨風が去り、明ければ申し分のない秋の青空が広がっていたこともあって、久しぶりで家内と二人揃って岩湧山へ出かけました。
 前日までと違って気温の低下を肌で感じながら山頂を目指す傍ら、コースから若干外れたところでアケボノソウの可憐な花びら、尾根筋の人工林の林床ではミヤマシキミの赤く色づいた実に目をとられながら山頂へ。
 山頂では、青空のもと一面に広がるススキに向かって吹く風に、しなやかになびく姿が秋の風情を目一杯醸しだしていました。
 また、ススキの草原から突き出すように濃い紫色のハマヤマボクチ、根元には淡い紫色のリンドウ、登山道脇には薄紫色のヨシノアザミで吸蜜に余念のないマルハナバチ、さらにはアカタテハと自然の素晴らしさをあらためて感じさせてもらうことができました。
アケボノソウ















ミヤマシキミ















ハマヤマボクチ















リンドウ















ヨシノアザミ&マルハナバチ















アカタテハ 















2012年10月23日火曜日

紅葉が始まった錦織公園では


やんちゃの里
今日は、朝から前線の通過に伴い思わぬ風と雨のWパンチを受けました。翻って、昨日は正反対の気候で空はあくまでも青く絶好のウオーキング日和。
 いつもの錦織公園に向かって出かけたところ、開園直後でもあるせいか小さな子ども達で賑わうやんちゃの里では、訪れる人の姿もまばらで、青空と紅葉した樹木のカラーバランス、カラフルな遊具が秋の静かた佇まいを演出するような状況でした。
 植栽が豊かな河内の里では、開花が進んだ薄紫色のシオンに混じって咲きはじめた黄色いツワブキが絶妙のバランスを発揮する反面、何故か開花時期を間違えたと思われるヤマツツジの朱色に紅葉の魁のような存在を感じました。
 また、樹木に覆われた広い園内では、実りの秋を象徴する木の実を求めてシジュウカラ、メジロから樹皮に生息する昆虫類を摂食するキツツキの仲間であるコゲラ、あるいは地上での摂食が多いセキレイなどの可愛い小鳥たちが盛んに活動を行なっていました。
 そのような中で、小低木の先端で傷ついた翅を休めるリスアカネに唯一夏の名残を感じてしまいました。
ツワブキ&シオン














ヤマツツジ














シジュウカラ 















メジロ















コゲラ 















セキレイ















リスアカネ♂ 

2012年10月22日月曜日

自然公園で繁殖するプレデター

いつもウオーキングで利用する大阪府営錦織公園内でのワンショットです。このまま、何気なく見れば単なる猫のウオーキングかもしれませんが、実はこれは近くに設えられた無責任な人たちの餌場?に向かっている野良猫の一コマかも知れないんです。
 大阪府が南河内の里山を生かして開設した自然公園は、閑静な住宅地に隣接することもあって近隣の住民の憩いの場、アップダウンを利用したミニフィールドアスレチックコース、小さな子供たちの学習の場であり遊び場、あるいはバードウオッチャーの手頃な観察場所として好評を博しています。
 このように、自然が豊かで多くの人々が訪れる自然公園が災いしたのか、人間のエゴの犠牲となる野良猫があとを絶たず、さらには野良猫に感情移入した方々が、おせっかいにも定期的に餌を与える始末です。
 そのため、増殖し野生化した猫が、自然界からの貴重な贈り物である鳥たちの捕食者としての位置を占めています。ただ、目撃されることはあっても、映像として記録が残ることが少なく啓蒙の機会を逸していたところ、たまたまブログにアップされていましたので、実情を広く知っていただくためにも紹介させて頂きます。
餌場の容器類

2012年10月21日日曜日

ガネ福市へ

素晴らしい秋晴れの今日、和歌山県植物公園(緑化センター)へ事前の案内を受けまして「ガネ福市」へ出かける機会を得ました。
 自宅を車で出発、会場(和歌山県岩出市)まではおよそ1時間程度の所要時間ではありますが、途中「ふうの丘」で特産の柿ほかを購入して会場着。天候に恵まれたせいか駐車場への入場に若干の時間を要しましたがほぼ予定通りに会場である緑化センターへ入場。
 入場してすぐにバンド演奏とボーカルのパフォーマンス、ガネ福市の案内板、南斜面に広がる季節の花々の歓迎を受けながら会場へ、テントを主体にした出店者のブースではおもいおもいの商品の展示即売が行われる一方、家族連れに賑わうわんぱく広場をはじめ色鮮やかなコスモス、時間の経過とともに白からピンクへと色変わりがまるで酒酔いを表現するような酔芙蓉から海を越えてアメリカ芙蓉まで楽しい一日を納得して帰宅しました。

 






























































わんぱく広場


















































酔芙蓉

















酔芙蓉


















アメリカ芙蓉

2012年10月12日金曜日

秋色を訪ねて金剛山へ

昨夜のやや強めの雨も止んで、くっきりと晴れ上がった空が広がり季節が一歩進んだように感じた今朝の天候を幸いに金剛山へ出かけました。時間の経過とともに河南町青崩の麓から見る山頂付近には雲が拡がっているようでしたが、そのまま山頂目指して出発しました。
 雨上がりの登山道ではありましたが、コンディションもよく途中偶然見つけたヤマジノホトトギスに目を奪われながら快調に山頂まで。
 山頂では直下のブナ林で紅葉の状況をチェックしましたが、まだしばらくの時間がかかるようでした。登りの時間が予定より短縮できた関係で、思い切ってちはや園地方面まで。
 案内所で花の状況を確認したところ、すでにシーズンが終わったものが多いものの、トリカブトと優雅な名前をもつレイジンソウが咲いているとのことでしたので、取り急ぎ簡単な食事を済ませて現場へ寄り道したあと転法輪寺を経て下山しました。
 本日、山頂の天候は時折日差しがさすものの気温は10度、風もあって体感は低く感じられました。
ヤマジノホトトギス 















トリカブト















レイジンソウ 










2012年10月11日木曜日

秋色の錦織公園では

アケボノソウ
 公園の賑わいも三連休を過ぎて落ち着きを取り戻しつつありますが、この時期は気候に恵まれるせいもあって保育所、幼稚園から小学生の低学年までの課外活動が活発に行われています。
 朝夕の気温が下がるに連れて、公園内の一部木の葉は色づきをはじめ、夏の景色も想い出になりつつあるようです。
 園内の樹間の下草が繁茂する日陰ではアケボノソウ、日当たりに恵まれた場所ではピンク色が鮮やかなカクトラノオ、シュウメイギク、蓮池の周辺では早いもので枯れ尾花が姿を見せています。
 また、里山にはつきもののアケビ、あるいは健康食品で知られたザクロ、地上ではクルミの実が
転がっている様子を見かけることができます。
カクトラノオ 














シュウメイギク 














枯れ尾花














アケビ 














ザクロ














クルミ 

2012年10月2日火曜日

中秋の名月を愛でる

十五夜・満月(9/30)
今年は、思い立って中秋の名月鑑賞に至る経過を記録に残すことにして、月齢9の9月25日から十六夜まで毎夜撮影を続けました。
 残念ながら、待宵月と言われる十四夜は、台風十七号の影響をもろに受ける事になってしまいました。
月齢9(9/25)















月齢10(9/26)















月齢11(9/27)















十三夜(9/28)















十六夜(10/1)