2015年10月27日火曜日

バラとススキを求めてドライブへ

木枯らし1号をもたらした翌日、
朝から抜けるような秋空を幸いに、
春に訪れたバラの公園から、
府県境を越えてススキの高原散策を、
家内と愉しんできました。

午前10時前に自宅を出発、国道を利用して最初の訪問地である泉南市の「農業公園花咲ファーム」までおよそ1時間のドライブとなりました。
花咲ファームは、別名イングリッシュローズガーデンとしてリニューアルされたもので、春秋のシーズには一般公開が行われて大勢のギャラリーが訪れることで知られています。今回は、10月24日から秋の公開が始まったばかりのチャンスを恵まれました。
春に比べて豪華さには欠けるものの、イングリッシュローズが咲き乱れる風景は一見の価値。
お気に入りのバラが購入できるゾーン。
地表ばかりでなく、真っ青な空と薄い雲を見上げながらの鑑賞です。
渡ってきたばかりのジョウビタキも、ギャラリーの一員。
バラ園の鑑賞も終えて、府県境を越えて和歌山県岩出市を経ておよそ1時間を要して紀美野町の生石高原に到着。
標高800mの高原に広がるススキを前に展望台で軽い食事を、その後、最高点の生石ヶ峰までススキの穂波をかき分けるように散策路のウオーキング。
駐車場の前にも、午後の光を浴びて輝くススキの穂波。
ススキの穂波が迫る散策路の向こうに、最高点生石ヶ峰。
生石ヶ峰への散策路から出発点方向振り返る。
火上岩から最高点生石ヶ峰
火上岩から逆光を浴びたススキの穂波。
散策路の両側で、ところどころに見られる小ぶりのリンドウ
蕾を残したリンドウ。
少ないながらも残っている、アキノキリンソウ


2015年10月24日土曜日

開創1200年で賑わう高野山へドライブ

連日の晴天で
外出にも拍車がかかる昨日、
紅葉を求めて昨年に引き続き、
家内と高野山へ出かけてきました。

距離も近いこともあって出発は午前9時過ぎ、国道310号線経由で和歌山県橋本から無料区間の京奈和道で走ること2区間、あとはカーナビゲーションに従って一路高野山へ。
 高野山開創1200年記念大法会を期して創建された中門前の霊宝館駐車場に一時駐車の後、ピークを迎え鮮やかな紅葉が織りなす霊宝館から大伽藍(壇上伽藍)を散策。
 幸運なことに、金堂、根本大塔の内部拝観が今月まで無料ということもあって、多くの観光客が諸仏に感謝と祈りを捧げていました。なかでも、朱塗りがひときわ目を引く根本大塔の内陣は、真言密教の象徴立体曼荼羅がひときわ目を引いていました。
霊宝館から中門方面に向かう参道を覆う紅葉
霊宝館前では、緑、黄色、朱色と青空に目を奪われます
創建された中門、四隅には仁王ならぬ多聞天、持国天、増長天、広目天が鎮座
ちなみに、右後方の朱色が鮮やかなはもの建物根本大塔
四天の1人、増長天
金堂(左)と根本大塔
大伽藍から金剛峯寺に通じる蛇腹道では、見事な紅葉のトンネル
大伽藍から金剛峯寺までの散策を終えて高野龍神スカイラインへ、途中標識に従って大滝へ右折して細い山道を下ると右手に滝(大滝)が現れ、周辺はさながら錦繍の趣でした。
大滝の上流域から滝壺
大滝を彩る紅葉の見事な演出
大滝からの下流域の両側に迫る紅葉
大滝の上には、高野竜神スカイライン
大滝では自然美を満喫した後、再び高野龍神スカイラインの紅葉を愛でながら和歌山、奈良の県境をまたがるようにドライブ、奈良県側の野迫川村に位置する鶴姫公園でようやく昼食を摂ることができました。
スカイラインから逸れること500mほどの距離にある鶴姫公園からの展望
展望所から高野山方面を

2015年10月22日木曜日

大台ケ原へ紅葉を求めて

秋晴れの昨日(10/21)、
家内と大台ケ原へドライブがてら紅葉見物を、
愉しんできました

 走行距離およそ80Km強のうち、国道169号線から曲がりくねった山道を5Kmを経て大台ケ原ドライブウエイ15Kmの走行を考えて自宅を8時過ぎに出発しました。
 途中トラブルもなく山上の駐車場へ到着したところ、前日NHKのニュース番組の一部で紅葉情報が放映されたせいか、駐車場は満車状態でやむなくドライブウエイへの駐車を強いられました。
コースは昨年同様、駐車場を起点にした東大谷コース一周である最高峰の日出ヶ岳、正木峠、正木ヶ原、大蛇嵒を経てを最低高度のシオカラ谷から急勾配を登り切って駐車場に戻ることになりました。

 天候は、時々熊野灘から湧き上がる雲がかかる状態で、むしろ予想外であったのはPM2.5と思われるモヤが水平方向の視野を妨げ期待した展望を損ねたことにありました。(特に、昨年は近くの大峰山系から遠く御嶽山の白い噴煙が見られただけにかえすがえすも残念でした。)
午前11時現在、満車状態の駐車場
日出ヶ岳に向かう歩道から黄葉と正木峠方面
日出ヶ岳に向かう木製階段と上空の透明感いっぱいの青空
木製階段の左手には紅葉が残るドウダンツツジと眺望が遮られた大峰山系
日出ヶ岳山頂から本来なら見えるはずの大峰山系
正面には、熊野灘から湧き上がる雲が途絶えた正木峠
正木峠への途中から見た日出ヶ岳山頂の展望台
湧き上がる雲を背景にした正木峠の枯れ木群
あいにく上空を雲に覆われた正木峠
展望を誇る大蛇嵒ですが、あいにくのモヤで霞んでいます。
大蛇嵒の右手岩壁もかすんいます。
シオカラ谷への途中、枯れ木の餌を漁るカケス
地上では、林間の草を食む鹿も
シオカラ谷吊り橋からの紅葉群
上流へ向かっての紅葉群
急勾配の階段道近くでは、紅葉に交じる常緑樹とのコントラストが印象的
階段道から見た吊り橋
所々で、楓の紅葉した新芽と苔の見事なコラボレーションも
帰路のドライブウエイの一画で、午後の光を浴びた山肌の紅葉
道路際の紅葉と背景には逆光の稲村ヶ岳

2015年10月13日火曜日

日本の棚田百選から南河内の名刹まで

三連休とだんじり祭が終わった今日、
吹く風もやや強くて秋の深まりを促すように、
感じる朝となりました。

 連休中に放映された千早赤坂村下赤坂の棚田の風景を確認したくて、朝食を済ませたあとドライブがてら出かけてきました。
 
駐車場と展望台が併設された高台から西へ向かっての展望です。
展望台のある南側斜面と北側斜面が棚田、遠くには富田林の嶽山
南斜面の高台から稲木越しに、PL教団大平和祈念塔
刈り取りの終わった南側斜面(左)と北側斜面
北側斜面に僅かに残る刈り取りをまつ稲穂
唱歌夕焼けこやけの赤とんぼでお馴染みの、アキアカネ♂
およそ1時間ばかり散策したあと、隣の河内長野市の名刹延命寺まで、あわよくば珍しい鳥でもと欲張って見ましたが・・・・
鳥さんには巡り会えないものの、境内で八重咲きの秋明菊
ホトトギスの向こうに毘沙門堂
知る人ぞ知る紅葉の名所ですが、まだまだの感でした。