2011年8月29日月曜日

8月終盤を迎えて我が家への訪問客

 早いもので酷暑から残暑へと季節は移ろいつつあります。あれだけ騒がしかった蝉も姿を消し、コオロギの鳴き声?がかすかに聞こえるようになってきました。
 周辺にはかろうじて自然が残る住宅地であることが幸いし、鳥たちや昆虫たちがやってきます。今回は、本来池を生息地とするタイワンウチワヤンマが初めてやってきました。オクラの支柱にしばらく止まってあと飛びさってしまいましたが、とりあえず記録を残すことができたことは幸いです。
 一方、シジュウカラが摂餌のため数羽飛来することが多くなり、たまたま隣家との境界をなすフェンスに止まっている姿も撮影できました。
 また、本日は思いがけなくウスバキトンボが連結状態で、隣家のプラスチック屋根を水面と見誤って産卵(タッピング)する姿をも撮影できました。
詳しくは、動画でhttp://www.youtube.com/user/1125umeno#p/a/u/0/W7QnHQSM2lE
 

2011年8月28日日曜日

8月終盤を迎えた我が家の庭では

 いよいよ8月も終盤を迎え残すところわずかとなりました。我が家の庭も連日の暑さの中、数少ない花の中にあって存在感を強烈にアピールしているペチュニアの花がら摘みに連日追われている状況です。
 そんな中にあって、ベランダのトケイソウがようやく開花を迎え太陽に向かって時刻を告げているようです。


 また、隣家との境界近くにはこの時期の代表的な花木であるムクゲが、青空を背景にたくさんピンク色の花を広げています。





 さらに、本来は8月初め頃に咲くものと思っていました早咲きのアサガオが、ようやくネット上部から下方に向かって涼し気な青色をまとって展開しています。







2011年8月26日金曜日

錦織公園の昆虫それぞれ

 夏休みも終盤を迎えた錦織公園では、訪れる子ども達もめっきりと少なくなって静かな佇まいが戻ってきたようです。
 前週に比べ暑さも若干緩んだようですが、残暑はまだまだ続くような感じで秋の気配は感じられそうにありません。それでも、騒々しかった蝉の鳴き声も静かになりつつあるようで、秋へ向かって自然の営みは静かに進行している趣です。 
そんな中、公園北入口近くの水辺の里北浦谷池では、池畔の水草の先端にウチワヤンマが翅を休める姿、広場では、個体数はまだまだ少ないようですが、餌を求めて上空を飛翔するウスバキトンボ、さらには、河内の里山辺の道を黄色く彩るオミナエシにはシジミチョウをはじめ多くの蜂たちが蜜を求めて群がっています。




2011年8月20日土曜日

我が家の昆虫それぞれ

 久しぶりに涼しい朝を迎え連日続いた酷暑から解放されようで、何故かほっとした感じに浸ることができました。
 日課となっているペチュニアの花がら摘みを終え花壇を見ると、バラに新芽にキアゲハが翅をひろげて休んでいるように見かけました。



 一方、近くにある濃青色のサルビア・ガラニチカの花には、アゲハチョウが飛来して花から花へと盛んに吸蜜を行っています。





 また、マリーゴルドの茂みでは成虫前と思われるカマキリが、餌を求めて待ち構えているようなしぐさを感じました。

2011年8月19日金曜日

珍しいとんぼの生態

 今日(8月19日)午後4時頃、隣家の駐車場に使われているプラスチック屋根材(ポリカーボネート)の上で、連結状態のウスバキトンボが飛翔中に♀(後部)が屋根材表面に向かってタッピング(産卵)する姿を偶然見ることができました。
 本来なら、タッピングは水面に向かって行うものですが、専門家にお聞きすると、プラスチック面の反射が水面の反射と酷似しているためにまれにみられるようだとのことでした。
参考のために、動画にて記録も行っておきました。
http://www.youtube.com/user/1125umeno#p/a/u/0/dt_9o36CDLo


2011年8月18日木曜日

酷暑の六甲山へ

 平成23年8月17日(水)阪急電車芦屋川駅8時30分集合、総勢8名が東お多福山登山口から土樋割峠・七曲り・極楽茶屋跡・紅葉谷経由有馬温泉までのコースを歩いてきました。
 集合場所ですでに気温30度を超え、風もほとんどない過酷な状況でありましたので、東お多福山登山口から山頂部の一軒茶屋までは気候の良い時期に比べ時間は思いのほかかかりました。


 山頂部縦走コースに入りますとさすがに標高も高くなることと、風の道が随所にあることが幸いして、歩行も幾分はかどったようです。コースにはフジウツギの群落や地上に小さな花を広げるホトトギスもあり、心なごむひとときを味わうことができます。
 紅葉谷出会からメーンコースの見物である滝巡りから有馬への下山コースに入りました。しばらくの下降勾配をこなした後、滝コースへ百間滝、似位滝で昼食休憩。水量は豊富とは言えないまでも、暑さをしのぐのには絶好のロケーションです。

 特に、滝水を背景に咲き乱れるイワタバコが、時折受ける日光を浴びて輝いているようです。さらに、水を求めてやって来るミヤマカラスアゲハもあり山行の楽しみを十分に感じさせてくれるようです。十分に休憩をとって疲労感を取り除いたあと、残りの滝巡りを経てコースに合流したあと有馬温泉に到着。コース締めくくりには、いつもどおり温泉(銀の湯)で汗を流して1日が無事終わったことを一同感謝。
 なお、今回はスルット関西3Day切符(3日間5000円)を活用しました。

2011年8月14日日曜日

世界遺産高野山へ

 朝から蒸し暑く猛暑日の予感、橋本市にある家内の両親の墓参を兼ねて出発。紀の川右岸の農産物直売所「やっちょん広場」で若干の買物を済ませて高野口町からつづら折れの高野山道路を一路高野山を目指しました。
 山上到着後、車両の混雑程度を勘案して金剛峯寺前の高野山小学校臨時駐車場からいよいよウオーキング開始、



 一の橋から杉木立の中、古の歴史散策である参道を奥の院へ、酷暑真っ盛りの外界と異なり標高およそ1000mが幸いして、ほとんど汗もかくことなく快適に往復ウオーキングを楽しむことができました。
 帰路、甘味処「みろく石本舗」でしばしの休憩。冷たいお茶と生菓子で一息をついた後、壇上伽藍へ


 時刻を4時をまわり、太陽をようやく西の空に向かっている中、わずかに白い雲が浮かぶ夏空を背景にした伽藍中心の塔をなす朱色の根本大塔へ、有名な立体曼荼羅を拝した後、伽藍を構成する堂塔、諸仏、蓮池を巡って予定終了。
 帰路はつづら折れの走行を少なくするべく、途中からコースを変え無事帰宅することができました。
合掌

2011年8月11日木曜日

酷暑の錦織公園出かけてみれば

 朝から青空が際立つ中に、昨日までと若干変わって湿り気の少なくなった風が、比較的強めに吹いていました。
 来週予定の表六甲から有馬温泉にかけてのサマートレッキングに備えて、いつもの自然公園へおよそ1時間のウオーキングへ出かけました。
 公園も、この時期ともなると見るべき花も少なくなり、野鳥の姿もめっきりと少なくなっているようです。そんな中にあって、公園入口のサルスベリと以前に紹介したタカサゴユリの群生が青空を背景に存在感を示していました。
 この時期、日光をふんだんに浴びてのウオーキング
は体力の消耗がはげしく、いかに休憩をとるのが考えどころです。
 幸いなことに自然公園内では、立木がつくりだす自然の風の道があり、これを上手く活用すれば人工物でないCool  Spotを存分に楽しむことができます。


2011年8月9日火曜日

狭山池博物館でこんなイベントが行われています。

 今日も朝から炎暑のなか、数日休んでいましたウオーキングに狭山池周遊コースに出かけてきました。
 特に池の周りは、中点近くから射す日光は木陰が少ないために強烈です。その関係もあってか、日頃は賑わうウオーカー、ランナーも少なく感じました。
 本来なら、池中に設けられて四阿で休憩の予定をしたいたところ、たまたま博物館で見かけた今月末日まで開催の「虫の謎を探る昆虫展」に案内されて休憩を兼ねて鑑賞させてもらいました。
 小振りの展示室では、昆虫標本の展示と世界の名画に昆虫をさりげなく配したもの、あるいは主役を昆虫にした絵画のレプリカが展示されています。
 ウオーキングなどで歩き疲れた頃に休憩を兼ねて入ってみるのも一興です。

2011年8月4日木曜日

8月を迎えた、錦織公園の様子

 8月を迎えて気候も落ち着き一層暑さが増してきたようですが、昨年のような連日の猛暑日が今のところなく、涼し気な風のせいか日課のウオーキング、自然観察も順調にこなしています。
 今日も朝から錦織公園へと繰り出しましたところ、開園間近の時間帯の加減か夏休みにもかかわらず子どもの姿もなく、熟年のウオーカーの散策のみでした。
 
 園内の河内の里では、栽培されている橙色や白い河内木綿の花が咲き始め、遊歩道の脇では、黄色いオミナエシにはオレンジ色のシジミチョウ、オレンジ色のヒオウギにはアゲハチョウが飛び交っていました。


 また、河内の里から離れた遊歩道の法面では、タイワンからの帰化植物と言われる白いタカサゴユリが、強い光をうけて輝いていました。

2011年8月3日水曜日

錦織公園でモンキチョウが捕食されていました。

 過日いつもの公園にウオーキング兼自然観察に出かけたところ、園内の白い花をつけた草むらでモンシロチョウやモンキチョウが数多く舞っているのを見かけました。
 そのなかで、唯一全く動きを止めたモンキチョウを見かけ撮影のため近寄ってみると真っ白い蜘蛛に捕食されているところです。
 このような、小さな世界にも自然界の掟が厳然と存在することに驚くと同時に、初めて見るクモの名前がわからないので、画像を大阪市自然史博物館に送って同定をお願いしていたところ、回答をいただき「アズチグモ」と判明致しました。

2011年8月2日火曜日

明治池公園のトンボ三態

 年に一度の花火芸術祭も盛況のうちに終わり、朝方には夏をひととき忘れるような涼しい風が吹きわたていました。それも時間の経過と共にやはり夏の暑さへと変化を遂げました。
 雲間から日がさすような状況で、直射による気温上昇が少ないこともあって、いつもの池周りウオーキングと予約済みの図書の借り受けてを兼ねて出かけました。

 明治池では、以前から狙っていたギンヤンマと飛翔しながらタッピングを行うコシアキトンボの産卵風景とピンク色のスイレンをバックに水草で休息するチョウトンボのカラーリングにも出会うことができました。

恒例の教祖祭花火芸術が終わって

 毎年恒例の教祖祭花火芸術(PL花火芸術)が、天候に恵まれ多くの観客が集う中で、およそ1時間盛況のうちに終わったようです。
 我が家でも、直線距離で2Km以内の高台に位置する絶好のロケーションに恵まれていることが幸いし、唯一の心配事である煙による障害も、風のお陰で気にすることなく家族それぞれがゆっくりと鑑賞することができました。
 毎年のことではありますが、静かな幕開けから、多くの花火が華麗に展開する幕間間近、最後には上空を光の玉となって弾ける花火芸術の徐・破・急を心得た演出は素晴らしく、さすがに全国に知られた花火芸術だと再認識し心ゆくまで堪能できました。