2012年4月26日木曜日

スルッと関西3Day切符で、京都北山最深部へ

昨日、京都出町柳から京都バス7時50分発乗車に間に合うように早朝6時前に出かけ、それぞれ総勢7名が落ち合った後終点手前の菅原下車、カエルの声と満開の桜に見送られて最初の目的地へ出発。途中ダンノ峠(標高750M)から同志社大学自然環境研究所、形部滝、四郎五郎分岐を経て廃村八丁へ到着。来歴によれば、木材の宝庫として鎌倉末期から600年近く境界争いが続き、明治11年に和解が成立、山番5戸の住人がむらを形成し、500町歩の山林経営の生活を続けてきたが、生活に難渋した末昭和16年に廃村となったとされています。







現在は杉林がしげる中で、往時の面影を残す住居の石組みに腰をかけながらの昼食のためしばしの休息

八丁小屋
イワウチワ

食後少しの時間を利用して周辺を散策したところ、無人と思っていた八丁小屋(最近まで隣接して製材を行なっていた作業場の付属小屋)で人影を見つけて話を聞くところでは、全国に散らばる任意の自然保護団体が時折利用しているようで、近々来場予定のグループの一人が準備のため先行して来ておられるとのことでした。
食事も終わり、後半の目的地品谷山(標高880.m)へ、急な傾斜面を上りついて品谷峠から最高点到着。その後に二箇所のピークをこなしながら下山。京都市左京区と南丹市の境界である佐々里峠からグループが2つに分かれて終点広河原まで歩き続けた後無事到着。今回は、バス車中から見る黄砂の影響を心配したのですが、山深いことが幸いししたことと、途中ポイントごとに咲き続けるイワウチワの可憐な姿を含めてイワナシ、ショウジョウバカマ、水仙などの花々に癒されたことです。
ただ未だ佐々里峠で見た残雪を含め冬の気配を残しているせいか、終点広河原の桜はわずかに花びらが見える程度で合ったことです。
イワナシ







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